(マイバッグ・イッカン張り)
一閑(イッカン)張りバッグの制作
博多は梅雨も明け、真夏の太陽がヒリヒリと肌にしみます。一閑(イッカン)張り制作の季節です。昨日から一閑(イッカン)張りバッグの下地張にいそしんでいます。
今日はワタシのマイバッグを仕上げました。日差しが強いので柿渋もすごく良い色になっています。そしてあっという間に乾きます。
実は下準備は昨年にしていました、なかなか自分の一閑(イッカン)張りバッグを作る暇がなくやっと完成です。和紙の上に浮世絵のプリント布を張って柿渋を何度か塗りました。
持ち手は着物の袖裏地を使って作りました。カゴふちの周りは和紙屋さんで購入した、華やかな千代紙を張ってみました。
一閑(イッカン)張りバッグ作りのコツ
とにかく、ひとつひとつの工程を丁寧にすることですね☆下地の和紙を張るときに空気が入らないようにカゴと密着させることです。
下地の土台をしっかりすることで、より長く愛用できます。そして一番大事なのは持ち手です。持ち手の部分がやわらかいと非常に持ちにくいです。かといって固すぎると疲れます。
こればかりは、自分の心地よい持ち手を研究するしかないようです。私も納得するまで一年ほどかかりました。ひとことで一閑(イッカン)張りといっても奥深く、いくつ制作しても正解がみつかりません。
だから、探求心がでてくるのかもしれません。と
ても魅力的な一閑(イッカン)張り、ぜひあなたも作ってみませんか。
完成したマイバッグをもって夕しずみ、浴衣で出かけたくなりました。