着物+洋裁=着物リメイク前回は上手にほどくコツⅠでした。今回は上手にほどくコツⅡ(ほどく順序)です。
ほどく作業はリメイクをするのにあたって、一番重要なとこと…
きものパーツを知ることでリメイクの創作な幅が広がります。
着物リメイク「How to make♯3」
初心者のかたはゆっくり、気長にやりましょう。(慣れてくると、2時間ほどで一着の着物を解けるようになります
はじめに・・・「着物をほどくときは、縫い糸を引き抜かず切りながらほどく」をことを守ってくださいね。
着物を上手にほどくコツⅡ(ほどく順序)
①表衿、共衿、裏衿をはずします。袷(あわせ=裏をつけた着物)と単衣(ひとえ=裏なしの着物)では若干ほどく順序が違います。
②袖は裏、表の順序にほどき、身頃からはずします
③衿下、裾をほどき、ここで表身頃と裏身頃が離れます
④おくみをほどきます。
⑤身頃(背・脇)をほどきます。
着物を縫い上げていく順序をさかのぼるとようにほどいていくのが基本ですが、私の経験上、、、慣れてくると①と②の順序が逆さにすると早くほどけてくるような気がします。
追伸:写真の留袖からフォーマルアンサンブルに変身しました。留袖になると模様のもっていきようでは、ずいぶんと印象が違います。大柄はできるだけ下の方に位置付けすると上品な印象のフォーマルドレスに
♡上級者にはぜひ、留袖で作ってみてはいかがでしょうか。
着物ほどくと、長ひょろパーツがいくつもあります。生地幅は反物の並幅とよばれる36センチが普通です。年代もの古い着物はこの幅が狭いことが多いです。長さは着物を着ていた人の体型によって多少の差があります。
次回は布の整え方をアップします。