個性がダントツ発揮できるUVレジンアクセサリー
全く興味がなかった「UVレジン」です。
ある資格をとるために課題があり、紫外線をあてると固まるUVレジンを勉強する機会がありましたので制作感想などあれこれ書いてます。
レジンは日本語では「樹脂」といい、石油由来の高分子化合物です。熱を加えることによって固まりプラスチックのようになります。
2種類の液をまぜる合わせる熱硬化タイプと一液性で紫外線をあてると硬化するUVレジンがよく使われています。
今回はUVレジンを使ってのアクセサリーを作ってみました。
レジン作品に必要な道具
いまではネットでUVレジンキットとなるものが売っています。とても便利でこれからレジンに挑戦したいという方はぜひキットを購入したほうが安あがりになります。
教材用のキットには、UVクリスタルランプ(9W)・レジン液・デザインフィルムなど上記のようなセットが送られてきたものを使用しました。
レジンというものがどういうものなのか、ひと通り学んでいざ練習です。
(UVレジンアクセサリーの練習)
練習したのは皿形のフレームにレジンを流しいれるものです。着色したレジンから順になん層にも重ねて、フレームの縁より盛り上げるやり方です。
はじめての割には、よくできたのではないでしょうかね(笑)
次は工房にあったアクセサリーパーツを使い調子にのって色々作ってみましたが、どれも失敗作に終わりました。
(UVレジンアクセサリーの失敗作)
どこが失敗なのかというと、気泡があったり、研磨がうまくできてなかったり...など。作業自体が単純なのですが、ひとつ、ひとつの工程をおろそかにすると、とてつもなくクオリティーが低くなります。どれだけレジンボトルを使ったことか…使用したのは下記の2種類です。
夢の世界をとじ込めて
(UVレジンアクセサリー・ペンダントトップ)
何度か失敗することによって「作りたいものとは何か」と次第に思い描くようになります。ワタシの場合着物の生地(古布)をレジンにとじ込めたいと思ったのでさっそく制作してみました。
材料はシンプルで【着物布(古布)・星の雫25グラムレジン液・ラメホログラム】を使用しました。特大サイズの型抜きを用意して、レジンを流し込み布を入れ、レジンをまた流し込むという単純なやり方です。布にはなんの処理もしていないのでレジンが染み込みます。ラメホログラムを重ねて硬化しました。
仕上げ作業が大変で、レジンがはみ出た箇所などのバリをとり、耐久性ヤスリをかけコンパウンドで仕上げます。この工程が約3時間ほど、無心に削ります。
おかげでツルツル感のあるペンダントトップになりました。ただ気泡は残っています、商品としてはまだまだ遠い道のりのようです。
制作したのはペンダントトップ
このペンダントトップは長さ9センチの特大サイズ、星の雫25グラムレジン液1本をすべて使いきりました。
レジンの楽しさもイマイチわからず、おまけにアレルギーになって手が荒れたりと、多難でしたが材料のこだわりとチープにしないことで、存在感のあるものを作り出せるのではないでしょうか。
これからもさまざまな古布を使って、アクセサリー制作に挑戦したと思います。