
ウエディングドレスの制作依頼
今から4年前のこと、イギリス(英国)から白無垢の着物からウエディングドレスドレスの制作依頼がきました。
はるか遠方のお客様のなのですべてメールでやり取りになります。
希望のデザインや製作期間など最初は大雑把な打ち合わせをして、制作に入る前にお客様のご希望のデザインコラージュをいただき、細かく打ち合わせをします。
そういうイメージ画をもらうと、こちらもイメージが容易く制作が有意なりお客様とも上手く意思疎通ができます。
白無垢の打掛をほどき制作スタート

やはり白無垢の打掛の綿の量が半端なかった・・・
このの綿はもったいないですが使いようがないですよね。
サイズの確認をして型紙(パターン)制作です。
型紙、製図にするにあたって少し懸念することが。
少し大きめに製図をするこにしました。
いざ試着の際にサイズが小さくて入らないということにならないように、と考えました。
案の定、手元に届いた時に少し大きかったようでイギリスの方で肩と脇を手直しをされたようです。
すてきな挙式に
世の中はコロナ禍の真っただ中。
大変な中挙式の延期もあり、大変な思いもされたようです。
予定より数か月も遅れての挙式だったとメッセージをいただきました。
オックスフォードにて挙式、晴天に恵まれて、光輝くドレスは本当に大絶賛だったようです。




イギリス在住で、Qoopyさんに中古白無垢でウェディングドレスを制作していただきました。
デザイン画など描けないので、気に入った写真を組合わせたイメージ画を作成。
無謀にも、そのたった一枚の画像からリメイクしていただけるショップを探したのですが、フル・オーダーメイドとなると完全に予算オーバー。
あきらめかけていたところ、ネットで行き当たったQoopyさんが適正価格で快く引受けて下さいました。
遠隔地からの注文なので、生地の水洗処理から吉祥文様の柄合わせ、仕上げまで全くおまかせ。
手間のかかるプロセスだったと思うのですが、自己採寸の仕方やボタン処理など細かい部分も何度も確認して下さいました。
仕上がりは本当に丁寧で、イメージしていたものより数段素晴らしいドレスが仕上がりました!披露宴のゲストにも大好評で本当に感謝しています。
最後に、遠方からのご依頼はやはり意思疎通の困難さを避けることです。
なるべくお客様のご希望のデザイン沿ったものを制作させて頂きました。
今回色んなことが初めてですごく勉強になり良い経験です。
着物からドレスというのは、デザインが単純化されがちで一歩間違えればダサくなりがちです。そこの繊細な部分をもっと伝えていたたらいいなと思います。


