(ちりめん布の蕎麦猪口針山2016)
制作Diaryが続きます。
博多浪漫着物服(はかたろまんちか)人気商品の「ちりめん布の蕎麦猪口(そばちょこ)針山」制作しました。今回はまとめてそばちょこを仕入れたので、数日かけて作ったのですが・・・いかがでしょうか。
制作イメージはカップケーキ風を連想させるようなもの・・・を考えました。
針山・針刺しのいわれと制作の由来
針刺し(はりさし)は、手芸で使用する針を置いておくための台なのですが・・・
ピンクッション (pincushion)・針立て・針山などとも呼ばれています。綿をつめた布でできており、縫い針やまち針を刺せるようになっています。
全体が布でできているもの、布でできたものをバンドに縫い付け、手首に装着できるようにしているもの、 針を刺す部分のみを布でつくり、陶器や缶などに貼り付けたインテリア性の高いものなどがあります。
綿の代わりに人毛やゴマなどの油分をもつものを入れておくと、針が錆びないといわれています。
ちなみにワタシは針がさびにくいシリコン加工繊維を使用しています。
(お気に入りの針山)
そば猪口も模様がいくつか種類るのですが、ワタシの好みは上記の写真の「波紋模」好きです。
もともとは着物リメイクで洋服ものを制作していてハギレが出てきます。その端切れ対策として制作し始めました。
女子力が上がるアイテム
(歴代制作・ちりめん布の蕎麦猪口針山)
上記の写真は歴代のちりめん布の蕎麦猪口針山を順にのせました。最初は色が偏っていますよね~(笑)
当初から数えると30個以上制作しているわけですが、シリーズ化するとは思ってもいませんでした。購入されたお客さまから「針をさすのは忍びないから、アクセサリーを挟んで使ってます」とのお言葉を頂いたり
部屋に飾っていると友人から「女子力あがるね~!」と言われたなど・・・さまざまなお話を伺います。
そう、使いかたはさまざまですよね!カップケーキ風の針山として制作していますが、アイディア次第でオリジナル女子力アイテムになるんでしょうね!
今回はいっきに18個制作しました。ハギレが溜まったら、マタ新しい針山を制作します。
着物リメイク作家 QOOPY