本日は一閑張りびよりです。博多は晴天でおまけに心地よい風があります。やはり一閑張り(いっかんばり)制作はこの時期がベストだと思います。
乾くのも早いですし、柿渋の色やツヤもいい感じになってくれます。毎回教室で思うのは「丁寧に作ること」を心がけ、伝統工芸に添って制作しています。
私自身、北九州に一閑張り(いっかんばり)を習いに行ったころからはや数年が経ちましたが、まさか教える立場になるとは思いもしませんでした。
着物リメイクをして「着物(きもの)」も、また一閑張り(いっかんばり)もとても奥深いものです。手軽にはじめれる伝統工芸です。
それは江戸時代からあるもの、幾度創作しても毎回答えは違ったものになり、また創作の範囲も奥深いものです。
本日の一閑張り(いっかんばり)教室
(生徒さんの作品)
今期の一閑張り(イッカンバリ)教室の生徒さんの作品です。
丁寧に和紙を張って、柿渋工程も一度ですみました。(やはりお天気が良いせいかな・・・)
取ってつけもキレイに始末ができていますね~。
バッグは持ち手が肝心です、持ちやすさを重視しないとせっかく創ったのに「愛着」が半減してしまします。
博多浪漫着物服(はかたろまんちか)の一閑張り(イッカンバリ)教室では独自の取って付けなので、持ちやすく使い易くしています。
どうしても持ち手がやわらかいと長時間使用すると手が疲れてしまいます。
生徒さんは今回がはじめての一閑張り(イッカンバリ)教室。とても満足の出来上がりな様子で帰宅されました。きっと自慢の一閑張り(イッカンバリ)バッグとなるでしょう。
ちなみに布は生徒さんが持ってきた布(大判のハンカチ)です。和風布でなくても、普段使いで馴染む一閑張り(イッカンバリ)バッグとなります。一閑張り(イッカンバリ)愛好家には面白い作品ですよね☆
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