手書きからデジタルへ
前々から気になっていた「洋裁CAD」フリーソフト版を使ってみました。
まずは洋裁CADの紹介です。
洋裁CADは洋裁用に開発されたフリーのアパレルCADで履歴型の2次元CADです。Twitterでお世話になっている@tomosan119さんの開発されたものです。
手書きからデジタルへ
PC環境はWindows10です。洋裁CADをダウンロードする前に最新Javaをインストール。
Javaを入れないとCADが動きません。個人的にはJavaにはあまりいい思い出がないので、仕方なくインストールをしました(笑)だって他のソフトとの互換性が良くない時もあるし・・・
普段Adobeのillustrator(イラストレーター)を使っていて関数を用いた定義等はある程度免疫ありまして。そこで導入し使ってみた感想です。
使用した感想
うん、悪くないです。その都度定義を設定して使い方をマスターすればいけるかも!というのが率直な感想です。しかし、何度か固まって落ちました・・・たぶんワタシの操作ミス。
簡単なマスクの型紙を作ってみる
立体型マスクのオリジナルを作ってみました、費やした時間2時間。定義して点と線を繋ぐだけの作業なのに理解するまでに時間がかかります。これからも結構覚えることあります。
袋ものとかは簡単に洋裁CADでマスターできそうです。
洋裁CADを導入した最大の理由
それは型紙のweb配布
ネットで型紙の配布をしたいとずっと考えていたんですが、手書き型紙を一度PDFにするのも・・・面倒。それじゃ型紙パターンを作ってCADで展開してPDFに落とせばいんじゃない?と安易に思ってました、はい。
ところが全然安易な作業でなく、大変です。どこにそんな時間あるの?CADを使ってみて身に沁みました・・・が、マスクの型紙など練習すれば、そのうち着物リメイクの型紙配布までこぎつけるんじゃね?と今は思っています。気が遠くなりそうですが・・・頑張ります。
勇気づけられる記事もこちらに↓
最後に
洋裁CADを開発したトモさんがこんなこともおっしゃっています。
現実的にワタシのような作家は型紙を説明するときは紙ベースの方がやりやすいのですが、保存場所の問題など、アナログだからこそのデメリットもあります。
そこは、デジタル良さとアナログ良さを取り入れ臨機応変にやっていこうと思います。
近い将来は、型紙配布サイトもアップする予定です(早くCAD使いこなせるようにならなきゃ!)
大事な時間を無駄にするかもしれません。下の項目を読んでインストールするかよく考えましょう。インストールしてすぐに挫折する人がたくさんいらっしゃいます。
CADソフトは難しいです。
洋裁CADは他の2次元CADよりも難解です。使えるようにになるまで、少なくとも10時間以上は学習する必要があるでしょう。学習に時間を使う余裕と意欲の無い人はインストールを止めましょう。